岡本鉄建工業の鉄筋工事
鉄筋はビルやマンションなどの建築物や、橋梁、トンネル、高速道路などの様々な構造物で使われるコンクリートの強度を保つための重要な役割を果たしています。当社では小型現場からビル・マンションなどの大型建築まで、あらゆる鉄筋工事一式請負をおこなっております。
また現場の施工だけではなく、鉄筋の切断、曲げ加工、配送運搬についてもお任せください。
鉄筋組立・施工
鉄筋工事において最も重要な事は、安全確保と品質管理。
岡本鉄建工業では、お客様のニーズにお答えできる管理体制で、安定した施工水準を維持しています。
鉄筋加工
鉄筋加工には、確かな品質が求められます。
その上でさらに求められるのは、速さと対応力です。
最新機器と熟練の技が、ご要望にお応えします。
鉄筋運搬
現場の状況やルールに応じ、トラックを使い分けて運搬します。
もちろん、搬入時には現場近隣への配慮も忘れません。
保有機械紹介
種類 | 機械名 |
自動鉄筋切断機 | TFC-M-H |
自動鉄筋曲げ機 | TRM-2A |
自動鉄筋曲げ機 | TRB-10-5Ⅱ |
自動鉄筋曲げ機 | TBS-25-1A |
自動鉄筋曲げ機 | TWB-40SNⅡ |
鉄筋工事の流れ
鉄筋コンクリートの建物を造る場合、まず先に鉄筋工事を行います。その後、鉄筋の周囲を型枠で囲って、そこに生コンクリートを流し込みます。コンクリートが乾いて固まったら、型枠を外して完成となります。
鉄筋を組み立てるところまでが「鉄筋工事」で、鉄筋工と呼ばれる職人が担当します。
一口に鉄筋工事といっても、鉄筋が組み上がるまでにはさまざまな作業が必要になります。ここでは一連の作業の流れをご紹介します。
STEP 1:設計企画と技術提案
顧客ニーズと建築設計者のイメージをしっかりと把握し、設計の企画や技術提案を展開していきます。
STEP 2:加工帳、施工図作成
設計図から、必要な鉄筋の種類と数量を割り出して、どのように鉄筋を組んでいったらいいのかを記した施工図を作ります。
STEP 3:資材の仕入れ
鋼材を扱っているメーカーや商社から、必要な鉄筋を仕入れます。鉄筋にはさまざまな太さや長さがありますが、いずれも真っ直ぐな状態で入荷します。
この状態を「生鉄筋(なまてっきん)」と呼びます。生鉄筋は、後の加工がしやすいよう、種類別に分けられて保管されます。
STEP 4:鉄筋材の切断・加工
施工図に従って、設計図面から現場で組み立てる鉄筋の種類、形状を算出し、鉄筋加工図を基に加工場で切ったり曲げたり加工します。鉄筋工事の中でも、一番の手間がかかる工程といってもいいでしょう。
鉄は熱を加えることで簡単に曲がりますが、鉄筋の曲げ加工は常温で、大きな力をかけることで曲げていきます。熱を加えて曲げると、鉄筋の強度が下がってしまう恐れがあるからです。
STEP 5:鉄筋加工材の搬出・現場搬入
加工した鉄筋をトラックに積み込み、現場へ運搬します。搬入トラックに積み込む際には、積み荷の安定性やトラックの積載量も考慮に入れて行います。
STEP 6:鉄筋加工材の組み立て
いよいよ鉄筋を、施工図に従って組み上げていきます。この組み立て作業を「配筋」といいます。配筋の途中には、鉄筋同士を繋ぎ合わせて長くしたり、交差する鉄筋同士を結束したりといった作業を行います。この作業を「嵌合」といいます。
STEP 7:組み立て後の検査
すべての配筋が終わったら、施工図通りに配筋されているかをチェックします。これを「配筋検査」といいます。配筋検査で問題がなかったことを証明するため、各部で写真を撮って報告書を作ります。これでようやく鉄筋工事の完成です。